「However motherhood comes to you, it’s a miracle.」
― Valerie Harper(米国・女優)
母になる方法がどんな形であっても、それは奇跡だ。
◆ 私にとっての「奇跡」
人生にはいろいろな奇跡がある。
けれど、私にとって最大の奇跡は、
母になれたことだった。
◆ 王道だけが道じゃない
ヴァレリー・ハーパーのこの言葉に出会ったとき、
私はまるで強い味方を得たような気持ちになった。
彼女は、自身の子どもを養子として迎えた女優。
血のつながりがあろうとなかろうと、
“母”という存在は、奇跡そのものだと語った人だ。
◆ 私の「母になる道」
私は、不妊治療のフルコールを経験した。
そして、娘のひとりは、代理母を通して授かった子である。
だけど、この子も、確かに私の子。
小さな手を握るたび、
この喜びを、まさに奇跡のように感じている。
代理母出産は「王道」ではない。
賛否もある。
私自身、即決できたわけではなく、
何度も迷い、揺れて、選び抜いた「母になる道」だった。
そして今、私は、この道に静かに誇りを抱いている。
◆ あなたへ──
実は、母になる方法はいくつもある。
妊活がうまくいかないからといって、
そのすべてが終わるわけではない。
提供卵子、提供精子、代理母出産、養子縁組、etc.
自分の願いが明確になったとき、
そこに続く「道」は、きっと見えてくる。
私の場合、私は「母になりたかった」。
子どもを迎え入れ、育てることが目的だった。
そして、その願いは、叶った。
「母になる方法がどんな形であっても、それは奇跡だ」
私はその奇跡を享受し、いま、幸せの中で愛でている。
あなたは自分を信じて、道を選び、前に進めば良い。